トップ

不動産

エネルギー

会社概要

お問合せ

BCP(事業継続計画) BCP対策としての 少量危険物タンクのご案内

ここに掲載の内容は,東洋大学経営学部 小嶌正稔教授に監修していただいております。
(専門分野:石油流通システム/緊急時の燃料供給 等)

軽油は企業の事業継続性(BCP)を助けます

軽油を備蓄することのメリット

軽油の場合,ガソリンに比べて非常用発電機等の備蓄燃料を多く確保することができ,被災時には給油困難な被災地,その周辺の支店や事業所に多くの燃料を運搬することができます。

被災時はガソリンが枯渇します

その① 被災時はガソリンが枯渇します
▶ 非常用自家発電装置を有しているガソリンスタンドは全体の10%。
▶ ガソリンスタンドには,ガソリンを求めて多くの人で混雑します。

軽油はガソリンに比べて安全に取り扱うことが可能

その② 軽油はガソリンに比べて安全に取り扱うことが可能
▶ 引火点が,ガソリン(マイナス40℃),軽油(45℃) となっており,ガソリンは気温がマイナスでも引火します。

軽油なら最大で1,000ℓ未満まで運搬することが可能

その③ 軽油なら最大で1,000ℓ未満まで運搬することが可能
▶ 乗用車の場合,ガソリンは22ℓ未満,軽油は250ℓ未満運搬可能です。

軽油なら最大で1,000ℓ未満まで備蓄することが可能

その④ 軽油なら最大で1,000ℓ未満まで備蓄することが可能
▶ ガソリン200ℓ未満,軽油1,000ℓ未満まで少量危険物として貯蔵可能です。
▶ ガソリン40ℓ未満,軽油200ℓ未満の場合は消防機関への届出は不要です。

90ℓの軽油を備蓄した場合,ディーゼル車10台を約40日稼動

その⑤ 990ℓの軽油を備蓄した場合,ディーゼル車※10台を約40日稼動
▶ 軽油1,000ℓ備蓄の場合,ディーゼル車※10台を40日走行可能です。
※マツダデミオクリーンDEの場合

緊急時・被災時の燃料確保

非常用自家発電装置を有しているガソリンスタンドが少なく,
被災時はガソリンが枯渇します。

東日本大震災では,製油所の被災に加えて,多くのガソリンスタンドが閉鎖し,そのことがガソリン不足に拍車をかけました。東洋大学小嶌正稔教授によると,津波などの被災により営業が継続できなくなった割合(2011年3月28日の営業不能率)は宮城県では約30%に達しました。
またガソリンスタンドは,耐久性に高く,揺れで倒壊する危険性は少ないものの,非常用発電設備などの整備はほとんど進んでいません。小嶌氏が行った調査では,非常用自家発電装置を有しているガソリンスタンドは全体の10%にしか過ぎないとも言われています。

被災時はガソリンが枯渇します

軽油備蓄のメリット

軽油はガソリンに比べて安全に取り扱うことが可能です!!

東日本大震災において,長期間にわたるガソリン不足を招いた理由について,小嶌氏はガソリンの特性について十分に理解されていなかったことを挙げています。
ガソリンは軽油や灯油に比べ引火しやすく,引火点がマイナス40度(酷寒の状態)でも,少しの火花や静電気で引火してしまう危険性があります。それに比べ,軽油と灯油の引火点は45度,40度と高くなっています。セルフガソリンスタンドで自動車に給油する時,静電気を除去するのはそれだけ危険ということであり,ガソリンに対しての規制も厳しくなっています。

  引火点 発火点 危険物種別
ガソリン -40℃ 300℃ 第一石油類
軽油 45℃以上 250℃ 第二石油類
灯油 40℃以上 255℃
液温が引火点以上のとき

引火点:引火点とは,可燃性蒸気が爆発下限値の濃度に達する液温のこと

液温が発火点以上のとき

発火点:発火点とは,空気中で点火源がなくても自ら発火する最低の温度のこと

ガソリンと軽油とでは取り扱える量に大きな差があります!

最大でドラム缶(200ℓ)5本分(1,000ℓ未満)の軽油を,特別な手続きの必要なく,給油困難な被災地及びその周辺の支店や事業所に運搬することができます。
ガソリンは,通常乗用車などで運搬する場合には,22ℓ未満の金属製容器で計22ℓ未満に限定されますが,軽油なら30ℓ未満のポリ容器※1及び60ℓ未満の金属製容器,250ℓ未満の金属製ドラムで計250ℓ未満まで運搬可能です。貯蔵に関しては,ガソリンが40ℓ未満に対して,軽油は200ℓ未満(ドラム缶1本分)まで上限が引き上げられます。さらに各自治体の条例に基づいて,適正な場所や建物を確保し,標識などを用意して事前に消防機関に届け出を行えば,軽油は1,000ℓ未満まで貯蔵可能となります。

運搬可能な量 車種 軽油 ガソリン
乗用車 250ℓ未満 22ℓ未満
トラック 1,000ℓ未満(ドラム缶5本未満) 200ℓ未満(ドラム缶1本未満)
上記指定数量以上を運搬する場合には,危険物の標識を車両の前後に提示し,運搬する危険物に適応する消火設備を備えるなどの対応が必要になります。
容器の制限 ポリ容器 30ℓ未満(※1) ×
金属製容器 60ℓ未満 60ℓ未満
(自家用車では22ℓ未満しか運搬できません)
金属製ドラム 250ℓ未満 250ℓ未満
(普通のトラックでは200ℓ未満しか運搬できません)
ガソリンを灯油用ポリ容器に入れると,静電気発生による火災や容器が溶けるなどの危険性が高いため絶対に行わないで下さい。
容器は消防法令に適合した容器を使用して下さい。
※1:現時点では,軽油として認定を受けたポリ容器は販売されていません。

出典:消防法及び関連する政令から

乗用車の場合の燃料運搬量

被災時・緊急時にはディーゼル車が活躍

990ℓの軽油を備蓄した場合,ディーゼル車10台を約40日稼動

マツダの資料によれば,同社が販売するクリーン・ディーゼルのデミオ(2WD,44ℓタンク)の場合,1,000ℓの軽油を備蓄していたら,1日平均50㎞を走行すると仮定して,10台を約40日走らせることができます。(JC08モード燃26.4㎞の75%で換算)
課題としてはイニシャルコストが高くなります。クリーン・ディーゼル車は,同じタイプのガソリン車に比べ,車両価格が高くなります。ただし,ガソリン車より燃費がよく・燃料自体が安いため,車両の運用として普段から長距離を走ることが多いのであれば,イニシャルコストも回収しやすくなります。

軽油990リットルでディーゼル車10台

<計算例>

JC08モード燃費の75%の平均燃費で,1日の平均走行距離を50㎞とすると
1日に必要な軽油の量は 50㎞ ÷ (26.4km/ℓ × 0.75) × 10台 = 25.3ℓ
990ℓで稼働できる日数は 990ℓ ÷ 25.3 = 39.1 日

ガソリンに比べ,5倍以上の稼働台数,期間が得られます!

ハイブリッド車とディーゼル車のコスト比較

月間走行1,500kmの場合のトータルコスト比較

車種 マツダ デミオ トヨタ アクア
グレード 13S XD L
エンジン 1.3ガソリン 1.5ディーゼル 1.5ハイブリット
A:車両本体価格 ¥1,458,000 ¥1,782,000 ¥1,761,382

e燃費掲載実燃費※1 16.7km/L 19.85km/L 23.06km/L
使用月数 60ヶ月 60ヶ月 60ヶ月
燃料単価※2 ¥121.7 ¥102.0 ¥121.7
B:5年間燃費 ¥655,868 ¥462.469 ¥474,978

A+B:トータルコスト ¥2,113,868 ¥2,244,469 ¥2,236,360

※1:各車の実燃費は2016年8月30日時点のWEBサイト「e燃費」掲載の数値です。
※2:燃料費は経済産業省調査の2016年8月22日時点の数値です。

BCP対策ではマツダデミオのディーゼル車がオススメ

※本資料に掲載されているマツダ デミオの写真はマツダ㈱の了承をいただいております。

電気自動車や燃料電池自動車のリスク

震災時における電気自動車,燃料電池自動車の強さと弱さ

電気自動車(EV)はどうなの?
東日本大震災では,わずか4日間でほとんどの電気が回復し,その意味では電気自動車も非常に有効な手段です。しかし被災地の中で働く分には機能するが,被災地外から入るためには,距離の問題を克服しなければなりません。また震災時には急速充電器に列ができるような状況も見受けられ,震災時におけるEVの強さと同時に弱さも露呈してしまいました。

燃料電池自動車(FCV)はどうなの?
次世代のエコカーで注目される燃料電池自動車(FCV)では,技術の進歩次第で期待されますが,現時点ではガソリンに比べコストが高い点が1つ目の課題となります。そして,水素燃料の給油にはかなりの電気を使う問題があり,水素燃料の車に5kgを給燃するのに35kw必要になってきます。つまり,FCVの給燃に使用するだけで,電気自動車は250km走れる計算になります。それならば,はじめからEVを使った方がいいのではないかといったことも考えられます。

※ 本資料は自動車メーカ-マツダの資料及び,リスク対策.com Vol.53 【新建新聞社 2016年1月25日発行】を参考とさせていただいております。

軽油の備蓄はサンキーパーにお任せ下さい!!

〜備える備蓄燃料から使える備蓄燃料へ〜

サンキーパーは,今までのタンクと違い,太陽光パネルや防油堤を搭載しているため電源がいらず,電気や配管工事が不要です。機械を据え置けばすぐに使うことができます。また指定数量未満なので危険物取扱者免状も不要です。

サンキーパー
不動産・エネルギーなど岡山商店へのお問合せはこちらから。